スコータイ 後半

午後からは北エリアにあるという大きな仏像を見に行く。その後少し離れた場所に小高い丘がある場所へ行く。その丘の上にも仏像があり、眺めも良いらしい。

結構な見所なのでもっと人がいるかと思ったが、ガランとしていて静かだ。この大仏だけ壁で周りを囲われていて、他とは違う風格を感じる。

隙間から大きな顔が覗く。距離や角度によっても見え方が違うのが面白い。

入り口からの全体像。この角度だと見下されているようになると思ったが、表情が穏やかなので威圧感はない。

しかしここにも屋根はないようだ。こうして見ると表情はどこを向いているかわからない。

細部を見ると手の部分だけ金色が残っている。

午後に訪れると、ちょうど後光が差しているように見えた。

入り口の売店付近に犬がいたのでなんとなく写真を撮ってみたら、うまいことカメラ目線をくれた。

ここから丘の上の大仏を目指す。

途中は一般道のようで、少ないが車通りもある。

スコータイも世界遺産に指定された立派な観光地だがこういう素朴な風景が残っていてよかった。

大きな道をそれて細い道に入る。この先に登り口がある。

ただでさえ人の少ない遺跡群の中でもポツンと孤立した場所に位置するワットサパーンヒンだが、この時は先客がいた。

ここは邦人女性殺害事件の現場だとネットで調べた際に知ったのだが、警備員の詰所らしき建物に人気はない。

登り口は2017年現在、木は間伐されたのか見通しは良く人が潜めそうな場所はなかった。しかし人気が極端に無い場所であることに変わりは無いので注意が必要だ。私が行った時間だけかもしれないが警備員が不在だったのも気になる。

頂上に着き、大仏を見る。腰部分に破損が見られ、足には黒い布がかけられている。

見えない部分は現代技術で補強されていた。

日本ではなかなか見られないまっすぐな地平線。こんな低い場所だったらすぐ視線が山にぶつかるだろう。ここの景色を見て私は一番外国に来たという実感を得た。

この場所で10分ほど景色を眺めていたが、登る時の先客と降りる時に1人すれ違った以外に人と会うことはなかった。季節や時間にもよるだろうが、一人で来ると何かあった時周りに助けを求められず危険かもしれない。

他にも見所はあるのだが、場所は遠いようだし炎天下の中でずっとボロい自転車で走り続け、疲れたので帰ることにした。

帰りは乗り合いバスのソンテウというものに乗ることができた。

往来の激しい道でも物を売る人がいる。暑い中だが紫外線対策バッチリだ。おまけにピンク色で目立つから安全。

宿の共用エリアで酒を飲む。スコータイは到着が遅れたので、この日しか観光できなかった。次はここからさらに北にある都市のチェンマイに向かうにしていた。

スコータイは一つ目玉になるような何かがある観光地ではなかったが、人が少なくて観光地らしくないところがよかった。規模も自転車で自由に回れるくらいで楽かった。遺跡もだいぶ風化していたが、その方がカラフルな寺院より歴史を感じられる。

タイの都市を日本に例えると、バンコクが東京なのはもちろんでチェンマイも歴史深い街だから京都に似ていると言われている。それならスコータイは奈良に似てるんじゃないだろうか。遺跡群の規模感は石舞台で有名な明日香村に行った時を思い出した。あそこも自転車での観光が推奨されているし、時期によってはたくさん人が来るがそれ以外はあまり人はいない。位置的にも奈良は京都の南でスコータイはチェンマイの南だ。こうして日本と関連付けてみると、遠い異国の都市にも親近感がわくのを感じた。

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